と、勿体つける程でもないのですぐ進めましょう。
音夢さん?
音夢「…勿体つけるものじゃないって、そんなにテキトウな花なんですか?」
「とある方法で入手したものです。音夢さん、お花とあいまってステキですよw」
音夢「ありがとうございます。」
音夢「えへへ…お花なんて初めてですね。嬉しいですww」
「いやーそう言われると照れますね。」
音夢「サイズも丁度私に合ってますし。」
「実はそれ…ある物に付いてきたんですよ。サイズが丁度良いなーとw」
音夢「えっ?非売品なんですか?」
「単品では売ってませんね。」
音夢「そうなんですか。本当にありがとうございます。」
「何と言いますか…アップルバウムクーヘンの付属品だったんですよ。」
音夢「バウムクーヘンですか。ソレのお披露目は無いんですか?」
「いえ、実は捨てちゃいましてw」
音夢「何でですか??」
「賞味期限内でしたので安心して2~3切れ頂いたんですが、
どうも香りに違和感がありましたので、中心部のリンゴの裏を見てみたら…」
音夢「まさか。」
「その『まさか』です。カビテマシタ(涙」
音夢「私達にナイショで食べるからそうなるんです。」
「いや、断らずに色々食べてるし。
つか、食っちゃったんですよ?そっちの方がショックですよ。暫くお腹がどうなるか不安だったんですから。」
音夢「でもなんでもなかったんですよね?」
「なんでもなかったですね。」
音夢「ヘンタイには腹痛も逃げ出すんですね。」
「ヒドイ。一応毎朝ヨーグルトを少しずつ頂いてるのが効いてるんじゃないかと…」
音夢「変なトコにこだわってるんですね。」
「別に良いじゃないですか。」
音夢「それはそれとして…」
音夢「カビた食品に付いてきたお花をプレゼントしたんですか!?」
「アレッ?急にメイド服に戻るんですか??」
音夢「せめて痛んでいない物に付いてきたやつにして下さい。感じ悪いじゃないですか。」
「付いてきたお花がそのー可愛かったもので似合うかなーと。」
音夢「まぁ…プレゼント自体は悪い気はしませんが、そのルーツは聞きたくなかったです…。」
「わざわざ言う必要は無かったかもしれませんね。」
音夢「全部ネタにしないで下さい。」
「ソレを言っちゃあね。」
音夢「ソレはそうと兄さん?」
「何ですか?」
音夢「改めてメイド服を着たんですが、後ろが留まりましたww」
「えぇ!?何で??」
音夢「あまりのショックに痩せたのかもしれません。」
「そっちですか。」
音夢「単に兄さんにキチンと着せる気が無かったという線も捨て切れません。」
「…多分そのとおりだと思います(あせ」
音夢「ちゃんと着せてくださいね。兄さん。」
…
うーん。裸エプロンも良いですけどメイド姿も捨て難いですね。
ナンにせよメイド服はおさえるべきですねw