瑛里華「結び目はココね。それにしてもお尻が硬いわね。面白くないわ。」
音夢「…後ろに一体何を期待しているんですか。」
瑛里華「後ろと言ったらうなじと背中とお尻に決まってるじゃない。」
音夢「そういう意味では安心な服ですね。」
瑛里華「脱がすのを中止してうなじを責めるしかないじゃない。」
音夢「何をする気ですか。」
瑛里華「冗談よ。」
音夢「あんまり冗談に聞こえません。」
瑛里華「何でよー。って、紐を解いたわよ。」
音夢「普段の行いがモノを言うんです。」
瑛里華「ひどーい。」
瑛里華「さて、コレが下で留めていた紐ね。」
音夢「百均で買ったリボンだそうです。」
瑛里華「数万の着物に百均のリボンとは。やるわね。」
音夢「ありあわせって事ですよね。兄さん。」
「ソウデスネ。」
瑛里華「まぁ、そんなトコよね。」
「この状態でもこうして見ると、エリのグラデーションがステキですね。」
音夢「えっ?そうなんですか?着付けの時は苦しい思い出しかありませんが…」
「映えますね。」
瑛里華「そそるの?w」
音夢「えっ///」
「巫女さんがそんな事言っちゃいけません。」
瑛里華「えー。言わせてるのは誰よ。」
「ゴメンナサイ。」
…
はい。着付けている時はそちらに真剣で気づきませんでしたが、
襟元から足元にかけてのグラデーションがなかなかステキです。
普通はある程度まとまったら紐で留めるので、この状態にはならないんですけどねw